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【2024/05/02 23:30 】 |
ドイツのバレエ団あれこれ...決まり、法律、契約等。
ドイツのバレエ団(劇場付き)に関することの今のところ知っていることのあれこれ。 ここに書いていることは全てが正しいこととは限りませんし、バレエ団、劇場、契約によって違いがあります。かなり、思いつきで箇条書きなので分かりにくいかもしれません.....これらは法律で決まっています。間違えていること、ほかにもあることがあればお知らせいただけると助かります。修正して情報を皆様と共有できればと思います。

まずは契約書。契約書には本契約、ゲスト契約、研修契約(Eleven)があります。本契約はグループ契約、グループ+ソロ契約、ソロ+グループ契約、ソロ契約があります。基本1年ごとの更新でグループ契約、グループ+ソロ契約は10月中に解雇を言い渡されなければ、次年度の契約が更新されます。7年以上同じ劇場で働いているダンサーは6月中までに。ソロ+グループ契約、ソロ契約は6月中までに解雇を言い渡されなければ、次年度の契約が更新されます。グループ契約はソロを踊った時は追加の給料が支払われます。グループの契約、グループ+ソロの契約は残業、追加リハーサルの場合、追加の給料が支払われます。ソロ契約は朝のトレーニングを受けなくても良い(そのほかの契約は義務)。契約によっては、歌ったり、ボディーペインティングをする場合は追加の給料が支払われる。配役されていない役を踊らなくてはいけない場合は追加の給料が支払われる。基本1年13ヶ月分の給料が支払われ、その中の1ヵ月分はクリスマス休暇、夏休み休暇の特別手当。夏休み休暇は最低6週間。グループ契約、グループ+ソロ契約は基本週休1日半(例えば、日曜日半日休み。公演がなければ実質一日休み扱い。月曜日が一日休み。休みが減った場合は振り替えられる。)15年以上同じ劇場で働くと永久契約(最近はあまりないようです)。
芸術監督、インテンダント(劇場のトップ)の交代による解雇された場合は、働いた年数に比例して追加のお金が支払われる。解雇された場合で2年以上働いていれば1年分の失業保険が支払われる(大体給料の70%ほど。その場合失業保険を受け取る権利があるのでビザは発行される)解雇された場合は舞台稽古、公演以外の日は出勤する義務がない。病欠、怪我での療養中、妊娠中は解雇できない。それらの診断書が3ヶ月以上の場合保険会社から給料が支払われる(70%ほど。ただしこのための保険があり、それらに入っていれば100%支払われる)
危険なスポーツ(スキー、スノーボード、乗馬等)を行うこと、バイクの運転は禁じられていて、そのせいで怪我をした場合は、劇場側は解雇することが出来る。
グループ契約、グループ+ソロ契約一日の勤務時間は7時間(休憩時間を除く)ソロ+グループ契約、ソロ契約は時間無制限(不確かです)。ゲネラルプローべ(GP)は時間無制限。劇場側は公演前、GP前は5時間以上の休みをダンサーに与えなければいけない(無理な場合は追加の給料が支払われる。ソロ+グループ、ソロは除く?)劇場側は木曜日までに次週の予定を出さなければいけない。給料の支給額はは劇場のランクによって分けられています。劇場のランクはオーケストラの大きさによって分けられています。ダンサーが辞職する場合基本的に10月中までに劇場側に伝わなければいけない。ただし、よりよい契約(例えば、ランクの高い劇場への移籍、給料上がる、グループからソロになる等は除く)。配役されていない役を踊る場合は追加の給料が支払われる(ソロ契約は...?基本的にグループ+ソロ契約、ソロ契約は追加の給料が支払われません。振り替え休日もありません)。しかし、ソロ契約はソロのみでグループは出来ない。
ドイツで本契約を結ぶと、3年ごとに翌年から追加の給料が支払われる。劇場を移動してもその追加分は支払われる。毎年、基本給は決まった分だけ上がっていく。劇場によって基本給は違います(劇場のランクによって変動。または交渉次第?)。舞台に必要な物(バレエシューズ、ポアントシューズ等は支給される)。
ゲスト契約は月ごと、公演ごとに支払われる異なった契約がある。ゲスト契約は基本、休み中の給料は支払われない。病気、怪我中の給料も支払われない。契約以外のものを踊る場合は追加の給料が支払われる。
研修契約は毎月小額の基本給+公演ごとのお給料。ドイツでは1年しか研修契約を結ぶことは出来ない。
現在も町、市によってビザの発給をしてもらえない場所があるそうです。例えば、本契約はビザの発給されるが、ゲスト契約は出さないなど。逆に言えば、町、市によっては出してもらえます。ビザの発給は住民登録されている町、市で申請します。 60ヶ月働いて(60ヶ月以上のドイツ年金払い証明)、さらに1年契約あると永住権を申請できる(ただし現在は町によってB1以上のドイツ語力。インテグレーションコースを受ける必要がある。)。
ダンサーの為の退職金が給料から差し引かれ、積み立てられていく。40歳までに引退すると退職金が支払われ、それ以降になると金額が際し引かれたり、6?歳まで受け取れない(これにかんして良くわかりません。とにかく、40歳までに引退しないとあまりもらえない。逆に40歳までに引退するように催促しているところがある)。基本、ダンサーの退職金を受け取った後はドイツでプロとしてダンサーとして踊ることは出来ない。これらの退職金はダンサーを辞めた後のための再就職の為に使われることを目的とされて作られたダンサー退職金制度。普通の年金も差し引かれ積み立てられていかれています。5年以上支払うと、年金を受け取れる資格を得ることが出来る。ドイツを去る際に払い戻しも可能。ただし、その場合は数年間ドイツに戻って来れないなど、決まりがある。
とにかく、ドイツは書類の国。何でも書類です。契約結ぶのも、辞職するのも書類が提出されるまでは決定されません。あくまで契約は契約、決まりは決まり、双方の話し次第で特例もあります。
こういったようにドイツは法律でダンサーはあるていど守られています。しかしながら、オーケストラ、歌い手(コーラス)の方(2年目からは永久契約とか?)に比べたら立場は弱いですが....
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【2013/04/02 05:11 】 | バレエ | コメント(0)
ドイツでの確定申告。
昨日、確定申告のため税理士さんのオフィスへ行ってきました。 ダンサーとしてかかる必要経費は申告することによって税金が戻ってきます。 オーディション費用(交通費、宿泊費、食費)、初年度は日本からの交通費(2年目以降は日本へトレーニング、パフォーマンスの為ということが証明出来れば申告できます。例えばドイツ語の手紙を作成してトレーニング、パフォーマンスをしたところの人からサインをもらう)、携帯代(ダンサーは連絡がいつでもつくようにしていなければいけない劇場の場合、劇場側に手紙を書いてもらい携帯電話の支払い証明書と一緒に提出)、通勤交通費(電車、バス代等。車を持っている人はKmごとに計算されます)、バレエの為の勉強費用(公演鑑賞、DVD等)トレーニングウェア代等、テーピング代等、PC(タブレットは難しいらしい)、医療費、ダンサーの年金などがあります。 とにかくドイツは書類が重要。逆に書類があればダンサーとして必要な経費は申告できます。 頑張って節税すれば帰国分の飛行機なるのでがんばって領収書集めましょう!!
【2013/03/20 05:03 】 | バレエ | コメント(0)
面白そうな企画が始まりました。
海外で働きたい人必見。
ダンサーの宝箱というブログで海外在住ダンサーの今をリレー形式で伝えていくというものです。
海外のダンサーがどういう風に仕事をして生活をしていっているか直接触れられる場所になりそうです。 こちら→ダンサーの宝箱
【2013/03/04 03:18 】 | バレエ | コメント(1)
ローザンヌバレエコンクールのファイナルがアップされました!
こちらから観れます→Youtube
【2013/02/07 23:53 】 | バレエ | コメント(1)
パリ・オペラ座バレエ団新芸術監督にバンジャマン・ミルピエが決定。
ミルピエ氏はリヨンのコンセルヴァトワールを経てスクール・オブ・アメリカン・バレエ、元NYCBのプリンシパル。現在は35歳の若さでLA Dance Projectという自らのカンパニーを率つつ、振付家としても活躍中。
パリ・オペラ座バレエにも「Amoveo」「Triad」などの作品を振付けてきました。
こちらにインタビューなど詳しく載っています→NYtimes
日本語でしたらこちらの方が色々と書いています→la dolce vita
【2013/01/25 16:35 】 | バレエ | コメント(0)
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