29日土曜日、仕事の後ドルトムントまでガラを観に行ってきました。
Monchengladbachから車で1時間ちょっと。
そう、香川選手が所属しているボルシアドルトムントの本拠地ですw
毎年行われているガラで3年ほど前にも観にいったことがあります。
ドイツの劇場で働いていると、チケットが半額になるので2500円ほどでよい席が手に入りました。
ドルトムントのダンサーが踊り、ゲストが踊りっと交互に組まれているプログラムです。
今日のところは自分のことは棚の上に置いといて....
ゲストはまずは、ベルリン国立バレエからIana Salenko、Marian Walterの夫婦グラン・パ・クラシック。
Ianaはとにかく隙のない細かいところまで追及された踊りで時に子供を生んだからなのか、とても堂々と落ち着いた感じがしました。彼女の踊りを初めて見たのは7年前。そりゃ踊りも変わりますねw
WalterはIanaに比べたら荒削りな感じがしますがジャンプが綺麗なダンサーです。
そしてRoyal BalletからRoberta Marquez,Steven McRaeによるマノンよりパドドゥ。
パドドゥだったのでStevenの踊りがあまり見れなかったのが残念でした。
しかしながら個人的にRoyal Balletが好きということもあり、踊り、表現の完成度は他に比べても高かったです。
休憩前に最後、New York City BalletよりAshley Bouder、Jorquin de LuzによるLe corsaire.
まずはJorquinが出てるって知りませんでしたw
きちんとプログラム読んでいなかったので....実は海賊が終わってから気付いたのでしたw
踊り表現共に完成されていたのですが、とにかく元気で見た目が若い!
もうそれなりの年齢だと思うのですがいまだあれだけ動けるのはすごいです。
9年ほど前にも日本で行われたガラで観た事がありました。ABTの海賊DVDのビルバンドを初めて観た時から実は好きなダンサーです。
ただ、相手のAshleyとは不釣り合いでした。
っというのも彼女の方は身長も彼と変わらないくらい大きく、アメリカン!っていう体格のなかなか良いダンサーなので見た目が重そうでした。
踊りもメドーラに合わない感じで、とにかく魅せようとする感じで雑だったので好みではありませんでした。
芸術性の高いヨーロッパのバレエが好きなので個人的にはレベル、求めているところが違うなっと感じました......ところが!!!
ちょっと飛びますが休憩後に名作の一つバランシンのタランテラを2人が踊りました。
彼女の方は水を得た魚のようにものすごかったです。
作品的にもあまり細かい芸術性は追求されるものではないからという所もありますが、
とにかく、2人ともどれだけ体力があるんだ?というくらい動いていました。
Jorquinはテクニックはもちろんのことスペイン人ということもあって、熱い踊りで最高でした。
これに関してはミーシャよりも良かったと思います。
後半、ほかの作品はモダン、コンテンポラリーの作品が多く、フォーサイスのNew Sleep(振りもダンサーのレベルも独特で別格という感じでした)Bubenicek双子兄弟の踊り(もちろん見た目が一緒ということもありますが息の合った踊りで観客を沸かしていました)ミュンヘン国立バレエよりLucia LacarraとMarlon DinoによるJohn Neumeierの作品(Lacarraは相変わらず綺麗で、特に足先に目が行ってしまいました。)最後はBallett Dortmundのダンサーによるバランシンのルビーで締めくくられました。(真ん中のダンサーはとても良いダンサーでまわりも綺麗なダンサーが揃っていました)
この値段で豪華キャスト。色々なタイプの踊りを一度に観れたので飽きずにとても楽しめました。
予定が合えば毎年観にいきたいです。
翌日の日曜日は頭の中でタランテラがループしていましたw
7時半から始まって終わってドルトムントを出たのが11時頃。
リハーサルの後、時間がなくまともな食べ物にありつけず、お腹が空いていたのでマクドナルドに行きました。そうしたら新メニューがありました。
ワサビビーフバーガー!
ソース類はキッコーマンがプロデュースしているということもあっておいしかったです。
ほかにもタイカレーバーガーなどがありました。
さて、掃除して買い物に行きます!
Trick or Treat!!!
PR